内科、神経内科、呼吸器内科
消化器内科、循環器内科、小児科

医療法人 新田内科クリニック
〒682-0855
鳥取県倉吉市生田360-1
TEL: 0858-48-2132

神経内科

脳、脊髄、末梢神経、筋肉などの病気を内科的に診る部門です。頭痛、めまい、ふらつき、手足に力が入らない、上下肢の動きがわるい、手足が振るえる、手足にしびれ感がある、感覚が鈍い、けいれん、意識消失などの症状があると神経内科領域の疾患が疑われます。また、認知症の診療も神経内科が担当します。

頭痛症

肩、首の凝りがあり、頭全体が締め付けられるような頭痛の緊張型頭痛、頭の片側が発作的にズキンズキンと痛く、暗い視野にキラキラが見える前兆や吐き気を伴う片頭痛があります。これらは脳自体には異常なく、慢性の良性頭痛です。脳の病気が原因で、生命にかかわる頭痛に、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などがあります。 頭部CTなどの検査による適切な診断と治療が必要です。

頭痛症

めまい症

難聴、耳鳴りを伴う回転性めまいのメニエル病、頭の位置や姿勢を変えたときに起こる発作性、回転性めまいの良性発作性頭位めまい症などの耳鼻科的なめまいがあります。小脳、脳幹などの脳の病気で起こるめまいもあります。こちらのめまいは生命の危険が伴うことがあります。また、首、肩の凝りがあり、首の向きを変えるとフワーとする、不動性めまい、ふらつきがある、頚性めまいがあります。

しびれ感

感覚障害の一種です。感覚には触覚、痛覚、温度覚などがありますが、ジンジンしたしびれや、ズキズキする痛みを感じる異常感覚もあります。
また、米粒を踏んでいる感じ、足の裏にナイロンが張り付いている感じも異常知覚の一つの錯感覚です。これらの感覚障害は末梢神経障害、脳や脊髄の中枢神経障害で起こります。感覚障害の種類や分布、麻痺などの詳しい神経学的診察で障害部位が解ります。末梢神経障害の原因には、糖尿病、ビタミン欠乏症、膠原病の血管炎などがあります。

ふるえ

手足が振るえる事を振戦といいます。振戦は筋肉の収縮と弛緩が繰り返された場合に起こる不随運動です。筋肉が安静な状態にあるときに起こる安静時振戦はパーキンソン病に特徴的です。
物をとろうとするときなどに起こる企図振戦は小脳の障害で起こります。腕や脚をある位置に保持することが引き金となって起こる姿勢時振戦もあります。この中には正常な生理的振戦と原因不明の本態性振戦があります。
振戦はだれしも起こりうる症状で、ストレス、不安、疲労、アルコールの離脱、甲状腺機能亢進症、カフェイン接種などで起こります。

脳血管障害

高血圧症、糖尿病、脂質異常症などにより脳の血管が動脈硬化を起こした場合に発症します。
脳の血管が閉塞する脳梗塞、脳内に出血する脳出血があります。症状は障害の部位と範囲で大きく異なります。左右片側の麻痺、感覚障害、言葉がもつれる構音障害、言葉が話せない、言葉が理解できないなどの失語症、平行感覚がわるくなる運動失調などの症状があります。脳幹部など障害された場合は、意識消失、呼吸停止などの生命に関わる症状が出現します。軽い症状で進行が予想されない場合は当院で治療しますが、多くはすぐに病院に紹介します。夜間に上記の症状があった時は、軽度であっても直ぐに救急で病院を受診してください。

脳血管障害

パーキンソン病

手足の安静時振戦、全身の筋肉が固く動かしにくい、歩行が小刻みで歩きにくいなどの症状がでます。脳内のドーパミンという物質が欠乏して起こる病気です。頭部CTなどには異常は出ません。症状を軽くし、進行を抑える有効な薬があります。当院でも治療しています。

認知症

新しい事が覚えられなくなり、今まで出来ていた事ができなくなる、物事に対する興味や意欲が低下すると、認知症が疑われます。
脳の神経細胞が障害されるアルツハイマー型認知症、脳梗塞などで起こる脳血管性認知症、レビー小体型認知症などがあります。内科的疾患にも認知機能障害を起こす病気があり、鑑別が必要です。簡単な認知機能検査、頭部CTでおおよその診断はつきますが、病院で頭部MRI、脳血流シンチなどの検査をする場合もあります。
病気が進行すると、物忘れ以外の症状が出現し、介護者に負担がかかるようになります。幻覚、妄想、不穏、興奮、徘徊などです。これらの周辺症状を抑える薬はありますが、体の動きを悪くし、食欲もなくなる等の副作用があるため、薬の使い方が難しいです。
規則正しい日常生活を送ること、出来るだけ運動すること、デイサービスなどを利用して多くの人と接することなどが認知症の予防、進行抑制に効果があるようです。

認知症の予備軍である軽度認知障害(MCI)の段階から対策を講じる必要があります。当院では、このMCIを早期に診断するための認知症健診をおすすめしています。物忘れが気になり始めた方、ご家族の認知症が心配な方はお気軽にご相談ください。

その他の神経内科疾患

神経内科の領域には、神経難病といわれる病気があり、有効な治療薬がないものが多いです。
全身の筋肉が動かなくなり、筋肉が萎縮し、呼吸も出来なくなる筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病様の症状に、平行感覚の障害を伴う脊髄小脳変性症などがあります。その他にも治療困難な多くの疾患があります。瞼が下がり、物が二重に見え、手足に力が入らなくなる重症筋無力症があります。この病気は治療可能です。感染症の後に全身の麻痺を起こす末梢神経障害のギラン・バレー症候群がありますが、これも治療可能で、後遺症もなくほぼ治癒します。
神経難病については、当院では初期診断を行い、ただちに、病院の専門の先生に紹介しています。

心療内科

内科的な症状が色々ありながら、検査では全く異常がない場合があります。動悸、胸の痛み、腹痛、喉のつかえ感などがあります。心身症として治療をします。不安、落ち込み、焦燥感、意欲低下、不眠などがある場合、不安障害、パニック障害、うつ病などがあります。軽症のときは当院でも治療を行い、日常生活ができるようにサポートします。治療が難しい場合は精神科に紹介しています。

心療内科

新田内科クリニックのご案内

駐車場14台完備

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医院名
医療法人 新田内科クリニック
院長
新田 辰雄
住所
〒682-0855
鳥取県倉吉市生田360-1
診療科目
内科・神経内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・小児科
電話番号
0858-48-2132

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