咳、咽頭痛、鼻水などの風邪症状、腹痛、下痢などの胃腸炎などの日常よくある疾患の他、インフルエンザ、花粉症、鼻炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などのアレルギー疾患の診療をしています。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は全身の血管の病気の原因となるため、きちんとした管理が必要です。

血圧が高くても表には症状がほとんど出ません。
しかし、目に見えないところで全身の血管の壁が厚くなり、血管内皮が障害を受け血管が詰りやすくなるため、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などを起こしやすくなります。塩分制限と適度の運動が必要です。

血液中のブドウ糖を肝臓、筋肉などに取り込み、血糖をコントロールするホルモンがすい臓から分泌されます。すい臓からのインスリンの分泌が低下したり、インスリンが効きにくくなる事により血糖の高い状態が続くと糖尿病になります。小児期に急激に発症し、インスリンが分泌できなくなるⅠ型糖尿病、食べ過ぎ、運動不足、体質などで、インスリンの分泌低下、効きが悪くなるⅡ型糖尿病があります。
糖尿病の初期症状は、喉が渇き水分を多くとる、疲れやすい、痩せる、尿がたくさん出るなどの症状がでます。異常な高血糖や低血糖は意識がなくなり、生命の危険な状態になります。
血糖の高い状態が続くと、細小血管の障害により、目の網膜症、腎症、末梢神経障害が出現します。また、大血管の障害により心臓や脳の病気の原因にもなります。治療は食事療法、運動療法、薬物療法です。

脂質異常自体には自覚症状はありません。コレステロールなどが高いと血管の壁に沈着し動脈硬化を起こします。これも脳や心臓などの血管の病気の原因になります。

内科としては、その他に、腎臓の病気、甲状腺の病気、副腎皮質などの内分泌の病気、関節リュウマチなどの膠原病も診ています。 専門的治療を必要とする場合は専門の先生に紹介しています。